2006年2月号
有明町
倉岳町
あまくさトピックス
農業生産法人を設立
JAあまくさは農業生産法人「有限会社アグリサポートあまくさ」を設立し、12月14日、設立総会がありました。
この生産法人は、@管内農地の耕作放棄地の解消と流動化A担い手の支援・協調(担い手に対する農地の集積)を基とした新しい農業経営の方向性を示し、管内農業生産力の維持・拡大を図ることを目的に設立。JAあまくさ管内をブロック別に分け、4つの事業所(上島北部・上島南部・下島東部・下島西部)を拠点に事業を行います。各事業所には2人から7人の社員が配置され、農作業受委託や育苗受委託などを行います。
2006年度の農作業受委託は、水稲や野菜、花卉栽培など2240eを作業受委託する計画を立てています。
代表取締役社長に就任したJAあまくさの武部満組合長は「天草の農業振興を図る柱として、努力していきたい」と話しています。
熊本県家の光大会開かれる
第53回熊本県家の光大会が1月13日、熊本市の産業文化会館で開かれ、JA女性部員・青壮年部員ら約700人が参加しました。 JA熊本中央会の園田俊宏会長があいさつ。各種表彰が行われ、JAあまくさも「家の光12月号普及優積JA」の表彰を受けました。 家の光の記事を活用した体験発表では、新和町の大田スギエさんが「私があゆむ農業への道」と題し発表。今年から設けられた、JA生活文化活動発表では、牛深市総支部の部員が、牛深ハイヤ踊りを披露し、会場を沸かせました。
牛深市
各生産部会・新春役員会 牛深市統括支所で1月23日、各生産部会の新春の役員会が開かれました。 組合長、地区担当理事、牛深市行政のそれぞれの新年の挨拶の後、各生産部会から今年の抱負が述べられました。牛深市の農業活性化について、まず果樹部会より「自然の脅威に屈する事なく、マルチ・袋がけ、ステビア栽培と今まで以上にこだわりのみかんを作って行きたい」と力強い挨拶がありました。また園芸、農産、和牛生産、青壮年部、女性部、農機車輌部会と自分達の思いを熱く述べられました。
大矢野町
収穫間近の試験ほ場 大矢野町統括支所管内でJAが自ら管理する畑が果樹・野菜・花きと部門別に3ヵ所ありますが今回は野菜試験園を紹介します。 昨年の秋に植え付けた、イチゴが収穫期を迎えましたので報告します。野菜試験園は無加温ハウスが12a設備され、そのうちイチゴを6a、アスパラガス3a、タマネギ3a試験栽培しています。 イチゴ園は独特の甘いにおいを漂わせ、収穫を待ちわびた果実が足下いっぱいに肩を寄せ合っています。これから4月いっぱいまで地元の物産館、学校給食を中心に収穫・販売を継続します。
キュウリの種まき・苗の仕立て始まる 有明町の振興センターのハウスで、1月10日からキュウリの種まきが始まりました。新年あけてからも寒い日が続き、全国的に野菜の高値が続いていますが、河浦・新和・大矢野・倉岳分2000本以上の苗を仕立てる為、朝早くから土入れ・種まき作業が行われています。7〜8日すると台の苗に接ぐ作業へと移ります。
栖本町
優秀賞に玉田さん 平成17年天草地域堆肥共励会がこのほど開かれ、栖本町の玉田秀敏さんが出品した堆肥が、優秀賞に輝きました。この共励会は、天草農業活性化協議会の主催で、今回は管内から13点の出品がありました。 審査は、@現物審査A製造方法B成分分析C発芽試験の100点満点で行われ、玉田さんが出品した堆肥は94・1点と高い成績でした。外観品質(色・形状・臭気)に優れた質の高い堆肥が受賞につながりました。 玉田さんは、飼育している牛から出る牛糞に、ステビアを投入した完熟堆肥作りに取り組んで3年目。「ステビアを使うことで@臭いがしないA堆肥の発酵が早いB温度が一定を保つなどの特徴がある。また、栽培している葉タバコの根が大きくなるなど、いろいろな面で効果があるので、今後も期待したい」と話しています。
寒さに負けず倉岳えびすマラソン 倉岳町で1月8日、町の年頭行事である恒例のえびすマラソン大会が開かれました。 肌寒い曇天にもかかわらず、町内、外、他県から多くの参加者が集いました。 コースは、3K、5K、10Kコースと自分の体力にあわせて選択でき、入賞者の表彰の他にもラッキー賞や鯛、倉岳町の名産品が当たる福餅投げなどありました。また新鮮な鯛やブリの試食コーナーなど沢山の催しものもあり、参加者、見物客は大変喜んでいました。