将来を担う子どもたちに農業体験を通して農業や食育、自然との親しみを学んでもらおうと、JAあまくさは5月16日、第3期アグリキッズスクールを開校しました。JAあまくさ管内の小学生73人が入校し、JAの職員が先生・スタッフとしてサポートしながら、年間通して農作物の植え付けから収穫までの一連の作業を体験します。
開校式では、アグリキッズスクール校長のJAあまくさ川口義英組合長が「このスクール活動を通し、どのようにして農作物ができるのかなど、農業についてより多くのことを学んでください」とあいさつ。スクール生を代表して一町田小学校6年生の鶴田奈々さん(11)が「先生やみんなと早く仲良くなって、活動を通してたくさんのことを学び、楽しく過ごしたいと思います」と1年間の抱負を述べました。
開校式終了後、佐伊津町のアグリキッズ農園に移動し、8eの畑にサツマイモ苗の植え付けを行いました。組合員の明瀬信明さん(50)が苗の植え方を説明し、苗を受け取った児童はJA職員の指導を受けながら1本ずつ丁寧に苗を植えていました。
スクールは来年2月まで9回行い、水稲栽培や調理実習、サマーキャンプなどを計画しています。 |