2009年6月1日〜6月30

 

 
あまくさ各地の最新ニュース

JAあまくさ管内で行なわれた、行事や大会について、最新情報をご紹介しています。

トルコギキョウ丁寧に種まき 

 

 

 

 

 JAあまくさ管内では、平成21年産トルコギキョウの播種が始まりました。以前はほとんどの農家が苗を購入していましたが、コストの削減を考え6年前から育苗ハウスを建設し、育苗に取り組んでいます。

 6月3日に播種を始めたのは、天草市新和町の大田光雄さん(67)。1箱406穴ある育苗箱に、直径1_ほどの白色にコーティングされた種を、1度で全ての穴に1粒ずつ入る器具を使い種を播きます。入らなかった穴にはピンセットで入れ込む、細かい作業です。種が播かれた育苗箱を水に浮かべしっかり水分を含ませたら、真っ暗にした冷蔵庫に28日間置きます。その後育苗ハウスで45日間育苗し定植します。この日は200箱に種まきをし、8月20日に定植をする予定。今後、順次播種を行い、合計480箱を計画しています。

 大田さんは「ハウスでの育苗が始まると、昼はハウスに寒冷紗をかけ、夜は15℃以下になるよう冷房を入れるなど温度管理に気を付け、立派な苗を育てたい」と話していました。

 平成21年度、JAではトルコギキョウの出荷本数96万5千本、販売高1億1635万円を計画。播種は今後、出荷する時期に合わせ9月下旬まで段階的に行われます。


源さんが部会長に再任〜畜産部会総代会 開催

 

 

 

 

 

 

 JAあまくさ畜産部会は6月4日、天草家畜市場で第17回畜産部会の総代会を開きました。部会員や来賓・事務局ら70人が出席し、各表彰が行われた後、平成20年度事業経過報告など4議案について審議。全て原案通り可決し、松島地区の源義通さんが部会長に再任されました。

 平成20年度は飼料価格の高騰や枝肉の価格低迷により厳しい結果となりました。平成21年度も厳しい状況が続くと考えられますが、繁殖牛供給センターなどのJA施設を活用し、安心して畜産経営を継続できる体制の強化を図ります。

 源部会長は「飼料価格は高騰期からすると落ち着きましたが、依然として厳しい経営環境が続いています。現場では生産コストの低減を図りながら、高品質な家畜の生産に向け共に頑張りましょう」とあいさつしました。

 新役員は次の通りです。

 ▽部会長=源義通▽副部会長=金山幸雄▽監事=山並洋二、大手智人

 



新部長に平田さん 青壮年部総会

 

 

 

 

 

 JAあまくさ青壮年部は6月5日、天草市で第17回通常総会を開き、盟友31人が出席しました。総会では平成20年度収支決算など4議案について審議し、全て原案通り可決。新部長に牛深支部の平田康幸さんが選任されました。

 平成21年度は、熊本県JAグループにとって第22回JA熊本県大会決議の実践最終年度であり、「食と農を結ぶ活力あるJAづくり」をテーマに様々な取り組みを行っています。これを受けJAでは地域農業・農村の将来ビジョンを描き実践するとともに、日常の青壮年活動を通じて組織の強化・発展を図ります。

 総会後、JA役員・部室長との意見交換会を行い、JAの事業や農業の現状についてなど様々な意見や情報を交わしていました。

 新役員は次の通りです。

 ▽部長=平田康幸▽副部長=小堀田幸一▽監事=金棒和博、光崎修一



今後の栽培管理を確認〜オクラ出荷査定会

 

 

 

 オクラの出荷本番を前に、JAは各産地で出荷査定会を開きました。

 6月10日にJAあまくさ有明集送センターで開いた査定会では、平成20年販売実績や平成21年の販売計画の説明のあと、指導員が追肥や収穫、病害虫防除など今後の管理について説明しました。その後現物査定を行い、選別基準を再度確認しました。

 説明の中で、収穫は単価が高い9〜10aのMサイズを中心に収穫することや、水田の近くの圃場では水稲農薬のドリフト(漂流飛散)など今後の管理における留意点の周知徹底を図りました。

 出荷は6月中旬から出そろい、11月まで続く見込みです。



生育は順調〜水稲現地検討会〜

 

 

 

 

 

 JAあまくさは県内でも有数な早期米の産地ですが、6月中旬、管内各地域で現地検討会を開きました。

 検討会では、これから迎える出穂期に備え、穂肥の施用時期を見つけるための幼穂の観察や、病害虫防除・水管理について講習しました。

 今年度産の早期水稲はこれまで順調に生育し、例年より4、5日早いペース。ただ梅雨に入っても雨が降らず、水不足が心配されています。

 昨年はカメムシの被害が多く、さらに今年はカメムシの発生が多いと予測されており、品質の低下を防ぐためにも防除の徹底を呼びかけました。





おいしいもち米をつくるぞ!アグリキッズスクール田植え

 

 

 

 

 年間を通して農業体験を行うJAあまくさアグリキッズスクールは6月20日、第2回目の活動で田植えを体験しました。

 午前8時30分に集合した児童68人は、毎回スクールの最初に行う、食と農に関して学習する「ちゃぐりんの時間」で、1年間の米づくり作業や生産量ランキングなど、米についてクイズを交えながら楽しく学びました。

 その後アグリキッズ農園に移動し、JA営農指導員から苗の植え方の説明を受け、田植えを開始。苗を受け取った児童は恐る恐る田んぼに入りました。初めて田植えをする児童も多く、田に足を取られながらも丁寧に植え、2時間後には6eの田んぼ一面に苗が並びました。

 田植えを終えた児童は「足が抜けなくて大変だったけど、うまく植えることができてよかったです」と話し、額からは汗が流れていました。

 今後のアグリキッズスクールでは水稲の観察などを行い、10月に刈り取りを予定しています。
 

輝く女性を目指して☆第3期女性大学 開校

 

 

 

 JAあまくさは6月23日、第3期目となるJAあまくさ女性大学の入学式と1回目の講義を行いました。

 この女性大学は、JA事業に参加参画する女性と地域女性が、生活や健康・地産地消などについて共に学び、いきいきとした地域づくりと、心豊かに生活するために教養を深めます。今年度は37人の学生が入学しました。

 この日は第1回目の講義として、フラワーアレンジメント講習会を行いました。大矢野町で花を栽培している川口ユカリさんを講師に、フラワーアレンジの基本を学びながら、色とりどりな花や川口さんが栽培しているカスミソウなどを直径10センチほどのポットに飾り、1時間後にはそれぞれ個性が光るフラワーアレンジが完成しました。

 会場が彩られたところで、入学式を行いました。女性大学学長の川口義英JAあまくさ組合長は、「女性の方にはいつも健康で輝いていてほしい。この大学で楽しみながら様々なことを学び、また農協に女性の声を届けてください」とあいさつしました。

 参加した学生は「他の地区の人と交流ができ、とても楽しかったです。フラワーアレンジでは、同じ花を使っているのに人それぞれで色んな生け方をしてあり、勉強になりました」と笑顔で話していました。

 大学では年間5回の講義を行い、エアロビクスやお菓子作り、修学旅行を計画しています。


 

 

 

 

 

 

 

 
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