2009年8月1日〜8月31日

 

 
あまくさ各地の最新ニュース

JAあまくさ管内で行なわれた、行事や大会について、最新情報をご紹介しています。

消費者と食育体験〜4Hクラブ夏のつどい2009〜 

 

パネルを使って食材の農畜産物を説明。

参加したクラブ員自家製の新鮮な農畜産物を使って食育体験!

 

 

 

 

 熊本県の天草地方青年農業者クラブ(天草地方4Hクラブ)は、活動テーマのひとつに食育を取り上げ、学校に出向いて話をするなど様々な食育活動を展開しています。その一環として、熊本県青年農業者クラブ連絡協議会『夏の集い2009』で、小学生や保護者に参加を募り食育体験を行いました。
  『夏の集い2009』の運営を、天草と宇城地域の4Hクラブが担当し、天草地域で開催。これまでは会員同士の交流が主でしたが、将来を担う子供たちや消費者と交流し、食育や消費者の農業に対する理解促進を図るため、今回初の試みで食育体験を取り入れることを計画しました。
  食育体験では、熊本県の郷土菓子『いきなり団子』などを作り、どのような食材を使いどのようにして出来るのかを学びました。また地元熊本県産の新鮮な農畜産物のおいしさを知ってもらうため、サツマイモや小麦粉・牛乳など食材はできるだけクラブ員が生産している農畜産物を持ち寄りました。
  クラブ員はパネルなどを使って食材となる農産物を紹介。牛乳を提供した上天草市の松岡辰徳さんが「今朝しぼりたての牛乳を持ってきました」というと、参加者から歓声が上がっていました。調理しながら会話も弾み、生産者と消費者お互いの理解を深める会となりました。
  夏の集い2009実行委員長を務めた天草地方4Hクラブの松岡秀記さん(31)は「このような食育活動は、今後も続け浸透させなければならない。小学生を交えて休耕地に農作物を栽培する計画を立てており、いろんな角度から食育に取り組みたいです」と今後の活動に目を輝かせていました。


トルコギキョウ定植開始〜いい苗が育ちました〜

 

 

 

 

 

 

 天草市新和町では8月11日、トルコギキョウの定植が始まりました。同町では、コスト削減や定植時期に合わせて苗を準備できるため、6年前から育苗に取り組んでいます。今年は長雨が続き、日照不足で苗の生育が少し遅れましたが、例年並みの出来となりました。

 この日定植を始めた同町の川口直さん(61)は、5月30日に播種した苗を、4〜5日間かけてハウス15eに定植。4枚半から6枚の葉が出た苗を、ピンセットでひとつずつ丁寧に植え付けていました。川口さんは、作型に合わせ5回に分けて栽培を行い、今作が1回目。出荷開始は11月の予定です。

 JA指導員は今後の栽培管理について「定植後は水管理に気をつけなければならない。苗が早く土のなじむよう、水を切らさない事が大切です」と話しました。

 JAあまくさ管内の各地区でも、8月下旬から定植が始まり、11月から出荷が始まります。平成21年度JAでは、出荷本数96万5千本、販売高1億1635万円を計画しています。



ハウスミカン 出荷順調です

 

 

 

 

 

 

 天草市新和町で8月27日、黄色く色づいたレギュラーのハウスミカンの選果が始まりました。昨年より20日ほど早く、価格も好調です。

 品種は興津早生で、この日は700`を選果した。目で着色を確認・選別し、選果機で大きさごとに選別。大きさは2L〜2Sまでの5段階に分けられ、それぞれ5`ずつ箱詰めし出荷します。

 市場・消費者からはSや2Sの小玉が好まれていますが、平成21年産は小玉傾向で、味・品質ともに上々の出来。また昨年より20日早く始まり、価格も昨年より高い価格で推移しています。

 選果したハウスミカンは、主に関東方面に出荷します。平成21年度は5dの出荷を計画し、9月10日前後まで続きます。また露地の極早生が、9月中旬から始まる予定です。


JA本渡五和の農村女性大学と合同講義〜女性大学

 

 

 

 

 JAあまくさ女性大学とJA本渡五和農村女性大学は8月18日、合同で講義を行い、女性の健康を共に学びました。両JAの女性大学に参加している学生の交流を図ろうと、昨年より年1回合同で行っています。

 今回の講義は両女性大学の学生ら80人が参加し、女性のガンについての講演と、メタボリックシンドローム脱出のための簡単な運動を行いました。講義では、熊本県厚生連の上山優子氏がガンについての現況や乳がんの自己検査方法などを紹介しました。熊本県は子宮がんの死亡率が全国でも高く、定期的に健診を受けるよう勧めました。また熊本県厚生連の甲斐望美氏は、メタボ解消に向け、イスを使った簡単な運動や歩く運動を指導し、周りの学生と確認しながら楽しく体を動かしていました。

 参加した学生は「熊本県の子宮がん死亡率が高い事にショックを受けました。肥満はガンにかかる確率が高く、また今回簡単な運動も学んだので、日常生活を改めてみます」と話し、軽快な足取りで会場を後にしました。



 

 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 
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