JAあまくさでは、14日からトルコギキョウの出荷が始まりました。10月に記録的な大雨が降った影響で、出荷開始が1ヶ月ほど遅れましたが、ボリュームがある花に仕上がっています。
管内では8月上旬より作型に合わせ順次定植を行い、本来なら10月20日過ぎには出荷が始まりますが、10月2日に天草市で観測史上最大降雨を記録する大雨が降り、多くのほ場が浸水しました。定植直後の花はその後回復したが、草丈15a以上に生育していた花は浸かった部分から傷み、収量が減る等の影響が心配されています。
回復し出荷された花は、短いものが多いがボリュームがあります。従来天草では温暖な気候を利用し、供給量が少ない冬場の生産を行っていますが、これから年明けに出荷する花もボリュームがあり、1月出荷分に期待がかかっています。
JA指導員は「このようなケースは初めてで、一時はどうなるかと心配しましたが何とか出荷できました。今後の栽培管理を徹底し、品質の良い花作りと収量の向上を図らなければならない」と話しました。
|