郷土料理でおもてなし
〜花まつり〜
お釈迦様の誕生を祝う、仏教行事を潅仏会(かんぶつえ)といい、日本各地で「花まつり」の名称で行われています。栖本町の緒方真さん、キヨミさん夫妻の自宅にも「お釈迦様」が祀られており、その祝いのおまつりが行われました。
このおまつりは毎年、旧暦の4月8日(お釈迦様の誕生日)に行われており、今年も5月21日に開かれました。
緒方さんがこのおまつりを行うよになって約30年。当初は甘茶とお菓子を近所の子ども達に配る程度でしたが、最近では郷土料理で近所の人や、通行人をもてなしています。
当日は、甘茶や地元の食材を使った、がねあげ(芋の天ぷら)、煮しめ、まんじゅうなどたくさんの郷土料理がふるまわれ、訪れた人たちの会話もはずんでいました。
キヨミさんは「元気にすごせているのは、お釈迦様のおかげ。これからも、感謝して過ごし、また来年もまつりを開きたい」と話しています。 |