年内最初の需要期であるクリスマスを前に、JAあまくさではカスミソウの出荷がピークを迎えています。早朝のJAあまくさ大矢野花卉集送センターには、生産者から運び込まれた真っ白なカスミソウや染め・ラメのカラフルなカスミソウが並び、出荷作業に追われています。
10月20日より出荷が始まり、出始めは気温が高かったため草丈は短かったですが、気温が下がるにつれ長くなり順調に生育。出荷量も徐々に増え、現在75aを中心に日量200ケース(75aで1ケース100本)を出荷しています。
2008年より染め・ラメのカスミソウの出荷も開始し、現在8色作成。クリスマスを前に注文が入り、集送センター職員が注文に応じて染め・ラメのカスミソウを作成します。
JA花卉担当指導員は「カスミソウなど花卉はイベント前が需要期。それに出荷のピークが来るような栽培管理を指導していきたい」と話し、2011年の彼岸・母の日に向けての管理徹底を図っています。
JAでは、2011年6月まで出荷が続き、出荷本数233万8千本、販売高1億8400万円を計画しています。
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