天草畜産農協は1月7日、天草市佐伊津町の天草子牛市場で平成23年最初の子牛品評会を開き、天草市五和町の山下和弘さんの「はせがわ12号」が首席に輝きました。
この品評会は、優秀な子牛を管内に保留し、繁殖雌牛群のレベルアップを目的に、奇数月に行われる子牛市場前に開催しています。今回は平成23年最初の品評会ということもあり、天草郡市から多くの生産者が集まり、会場は活気づいていました。
今回は、今月17日開催の子牛市場に上場される優良繁殖雌牛27頭が出品されました。県登録協会員らが、発育・品位等を厳正に審査し、優等賞7頭、1等賞13頭、2等賞7頭を決定し、優等賞の中から、首席・2席が選ばれました。
昨年12月下旬からの寒波で心配されたが、上位入賞牛は甲乙つけがたい仕上がりで、首席に輝いた「はせがわ12号」は、今回の出品された中で最もメスらしい品位があると評価されました。血統は、父「安福165の9」母の父「第20平茂」母の祖父「但馬福」で、日齢298日。
優等賞は次の通りです。
▽首席=はせがわ12号(五和町 山下和弘)▽2席=ふみえ号(本渡町 倉田ます美)▽優等賞=さつき号(河浦町 木下吉郎)、うめか号(有明町 山田研一)、あきひら号(河浦町 樋口秀則)、みさき号(本渡町 益崎政博)、つぎえの3号(河浦町 金山幸雄) |