年間を通し食と農を体験学習するJAあまくさアグリキッズスクールは2月19日、第4期の卒業式を行いました。児童は体験を通して学んだ知識や技術、思い出を胸に笑顔で卒業証書を受け取っていました。
第4期目となる平成22年度は管内12の小学校から55人が参加。年7回の活動を行い、もち米とサツマイモの栽培や育てた作物を使った料理教室など『農』と『食』に関する体験実習を行いました。
卒業式では、卒業証書・アルバムの授与や皆勤賞の表彰をし、今期は参加児童の4割に近い20人の児童が皆勤賞を受賞しました。
アグリキッズスクールは、農業体験活動を通して農業や食育、自然との親しみを学び21世紀を担う夢を持った子どもの健全育成を進めることが目的。卒業式の体験発表で児童は「田植えや稲刈りを初めて体験し大変だと思いました。これからはおばあちゃん家の田んぼの手伝いをしようと思います」「作物を作りそれを料理し食べられるようになるまでにはたくさんの手間と時間がかかることを知りました。食べ物に感謝して食べたいです」と感想を話しました。
スクールの校長であるJAあまくさの川口義英組合長は「食べ物やそれを作った農家、食事をつくってくれる家族などへの『ありがとう』の気持ちを忘れず、このスクールで学んだ事を糧に心も体も大きな人間になってください」と児童らにエールを送りました。
|