「あまくさ晩柑」出荷開始
JAあまくさでは『あまくさ晩柑』の出荷が始まりました。平成22年産は天候不順で病害等が見受けられるところもありましたが、品質・量ともに例年並みに仕上がっています。
『あまくさ晩柑』は河内晩柑という品種で、天草地域で栽培しているものをブランド化し、天草地域の3JAで『あまくさ晩柑』として販売しています。
今年は3月9日に集荷を始め選果機にかけ選果・箱詰めし、14日が初売りでした。出足の単価は好調でしたが、主に関東方面へ出荷しているため、震災の影響で見通しが立たない状態です。JAあまくさ統合選果場の松本圭太郎場長は「被災地を始め日本の広い範囲で様々な影響を出した今回の震災を通し、改めて震災の怖さを実感しました。今年の販売も心配ですが、被災地の一日でも早い復興を心から祈ります」と話していました。
JAでは、平成22年産の出荷量600トンを計画。出荷は5月中旬まで続きます。
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