早期米 田植え始まる
JAあまくさ管内では2日、熊本県でトップを切って早期米の田植えが始まりました。
上天草市松島町の星平営農組合(組合長 永野俊さん)は、この日に170eの水田に苗を植え、5日かけて650eの水田を作付けしました。副組合長の松本峯夫さんは、「今年は気温が上がらず、田植えが例年より2日遅れています。深水して霜対策に徹底したいです。」と今後の栽培管理について意気込みを語りました。
3月上旬に各地区の育苗センターで播種された合計130000箱の苗は、概ね順調に15aほどに成長し、各地区の農家に配布されました。JA指導員は「基幹作業の指導徹底と巡回指導による品質向上を図り、農薬の適正使用による安全・安心な米作りを目指します。」と話していました。
JA管内では、天草の温暖な気候を利用した早期米の栽培が盛んで、2003年から減化学・減農薬栽培に取り組んでいます。2011年は早期水稲作付けを1,250f計画しており、内コシヒカリが約9割を占めています。順長に生育すれば7月末頃に稲刈りが始まります。少雨により本田の準備が遅れましたが、今後の雨量に期待したいです。
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