デコポン選果開始
JAあまくさは29日、JAあまくさ統合選果場で加温デコポンの初選果を行いました。品質・大きさ・収量とも例年並みで、上々の仕上がりです。
この日は集荷後1週間予措した約6dを選果しました。フリートレーに載せたデコポンを1玉ずつ光センサーにかけ、品質基準をクリアしたものを箱詰めし、関東・関西方面へ出荷します。
春先の低温で開花が10日程遅れたたものの、夏から秋にかけて天候に恵まれ、3L中心で大きさ・品質共に上々の出だしとなっています。収量も例年並みで、年内は80dの出荷を見込んでいます。
経済状況が厳しい中での販売となりますが、果樹部会の園田溢部会長は「生産者の努力で大玉に仕上がっている。10年産は高価格で推移しており、11年産も大いに期待できる」と話し、これから本番を迎える販売に意欲を燃やしています。
デコポンは加温ものから屋根掛、露地へと移行し、6月まで出荷が続きます。JAあまくさでは加温、屋根掛、露地など合計2000dの出荷を見込んでいます。 |