天草地域における野菜生産農家・関係機関等の意思統一を図ろうと、(社)熊本県野菜振興協会天草支部は12月8日、2011年産天草地域冬野菜販売対策会議を開きました。生産者や市場関係者、行政、JA関係者ら約120人が参加しました。
天草地域では、冬期に温暖な気候を生かした野菜の栽培が行われ、レタス・ミニトマト・イチゴ・キュウリ・スナップエンドウが地域における基幹品目として位置付けられていますが、卸売市場と生産者の連携強化、消費者ニーズを踏まえた野菜生産、消費地と産地の情報・意見交換等を図ろうと毎年開催しています。
より綿密に市場と生産者が連携できるように、2011年度からは5つの分科会に分かれて生産概況・出荷計画についての報告や、市場関係者による市場情勢報告、生産者を交えての現物査定などを行いました。
同協会天草支部長のJAれいほく溝上直組合長は「食は命の源であり、食を支える農業は重要な役割を担っている。情報・意見交換を活発に行い有意義な会議としていただき、生産者・市場・消費者それぞれが満足のいくような三者一体となった有利販売を目指したい」と話しました。
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