JAあまくさ管内で7月26日、早期米の稲刈りが始まりました。
上天草市松島町の松本峯夫さんは、水稲3fを栽培。品種は『コシヒカリ』の他、今年初めて新品種『わさもん』を50e作付けしました。この日は『わさもん』を刈り取りました。
『わさもん』は、『きらり宮崎』と『越南175号』の掛け合わせで、食味・収量はコシヒカリと同等。コシヒカリに比べ耐倒状性に優れ、病害虫に強く、出穂期が1週間ほど早い極早生品種。松島町で5年前から試験栽培を始め、12年度から本格的に農家8戸(約3f)で作付けしました。
12年産の早期米は病害虫の発生は少なく順調に生育しており、品質・収量ともに平年並み。松本さんは「大雨により2回ほど稲が浸かったが、品質・収量には影響が出ていないようで安心した」と笑顔を見せました。
JAあまくさの早期水稲作付面積は約1250fで、品種は主にコシヒカリ。集荷数量は早期米33000俵(約2000d)を計画しています。
|