2012年8月1日〜
8月31日
定植が進む川口さんのハウス
JAあまくさ管内で8月、トルコギキョウの定植が始まりました。JAでは平成24年度の出荷本数107万7000本(前年度計画比17%増)、販売高1億2821万円(同8%増)を計画しています。
天草市新和町の川口直さんは83eで25品種を栽培。コスト削減や定植時期ごとに苗を準備できるため、自身で育苗に取り組んでいます。管理をするのは主に妻・千恵子さん。育苗時の水まきを2時間ほど朝・夕かかさず行ったため、例年に比べて一回り大きい苗が育ちました。
8月上旬に5日ほどかけて6万3000本の苗を定植。収穫が重ならないように数回に分けて栽培し、今回は1作目。今期は28万本を定植します。川口さんは「11月上旬に出荷する予定。良い苗が育ったので期待できる」と笑顔で話しました。
オクラ出荷順調
収穫したオクラをネットに手作業で詰める生産者
JAあまくさ管内では8月、オクラの出荷が最盛期を迎えました。集荷所では日量1万5000ネット(1ネット100g)を関東・関西方面を中心に出荷しました。整形・色沢・鮮度が良好な秀品M(9〜10a)が中心です。
管内のオクラ生産農家は143戸(7.49f)で、うち6割は天草市倉岳町で栽培。収穫期のオクラは成長が早いため、繁忙期には早朝からの収穫が毎日続きます。
24年産は春先の低温の影響で初期生育が遅れ心配されましたが、5月に入り好天に恵まれ順調に生育し、平年に比べ4日ほど出荷が早くなりました。出荷は5月下旬から始まり11月上旬まで続きます。
JAでは出荷量157d、販売高1億800万円を計画しています。
JA指導員は「栽培履歴をしっかりと明記して、安全・安心なおいしいオクラの出荷に努めたい」と話しました。
参加した青壮年部員
天草地区3JA(JAあまくさ、JA本渡五和、JAれいほく)の青壮年部は18日、JA阿蘇管内で九州北部豪雨災害の復旧支援活動を行いました。青壮年部・職員合わせて29人が参加しました。
今回の活動は、JA阿蘇管内の組合員農家の復興に少しでも役に立ちたいという青壮年部員の強い思いから、天草地区3JAが合同で実施。組合員農家の復旧支援を主体とし、農業資材・施設の片づけ、泥かき、清掃、瓦礫の撤去などを行いました。
参加した青壮年部員は「厳しい暑さでしたが、できるだけ早くJA阿蘇管内の農家の方の復興支援に協力したかった。機会があればまた参加したい」と話しました。
フレッシュミズ部会 親子で日帰りの旅
とっても楽しかった様子です
JAあまくさ女性部フレッシュミズ部会は18日、親子で阿蘇へ日帰りの旅を楽しみました。
当日は天候にも恵まれ、カドリードミニオンや阿蘇ファームランドに寄り、子どもたちはとても喜んでいました。
参加した子どもたちは「とっても楽しかった。また行きたい」と感想を述べました。
羽釜ご飯炊きに挑戦するスクール生
JAあまくさアグリキッズスクールは8月25日、宇城市三角町で「食と農の体験塾」を行いました。電気やガスを使わない昔ながらの調理法を体験し、地産地消について学びました。
食と農の体験塾(宮田研蔵塾長)では、自家製の食材やまきを使った調理法を体験する事で五感を刺激し、子ども達の創造力・集中力・協調性などを育む活動を行っています。
県産の小麦粉、無添加手作りベーコン、地元産の野菜などこだわりの食材を使い、約1時間半でクッキー・パン・ピザ・羽釜ご飯など4品目を作り上げました。
宮田塾長は「一生元気な体を作るためには食が大切。アグリキッズスクールでなぜ地産地消を学ぶのかをしっかりと考えて欲しい」とスクール生に呼びかけました。