東統括支所（倉岳町）

　　県代表に選ばれた「ゆきな」と稲田さん

　　　　　天草黒牛　全国大会へ

　第１０回全国和牛能力共進会の県最終予選会が８月２日、大津町の県家畜市場で開かれました。熊本県の代表牛５頭が決定し、管内からも天草市倉岳町の稲田保さんが出品した「ゆきな」が選ばれました。

　予選会には厳選された２５頭が出場。稲田さんは１７〜２０ヶ月未満の第３区を制しました。「ゆきな」の血統は、父「平茂幸」、母の父「福桜（宮崎）」。稲田さんは「全共に出すために、産まれた時から大切に育ててきた。どの牛にも絶対に負けないという強い思いを持って出品した。全体的にバランスがとれていたことが高評価につながったと思う」と話しました。

　本大会は１０月に長崎県で開催され、全国から集まった代表牛たちが能力を競い合います。

あまくさ

　　　　　あいさつする川�ｱ部会長

　　　　　　農産部会

　ＪＡあまくさ農産部会連絡協議会は７月２３日、第２０回連絡協議会総会を開催し、２３年度事業報告や２４年度事業計画など２議案を承認しました。

　２３年度の水稲は収量・品質ともに良く、天草地区作況指数は１０５と近年にない実績となりました。九州産米の市場での引き合いが強く、販売高は６億３９６万３０００円（前年度比１５３％）と計画・前年実績ともに大きく上回りました。

　ＪＡでは、生産工程管理（ＧＡＰ）に取り組み更なる食の安全・安心を強化し、耕種マニュアルに沿った基本管理をすることで品質の高位平準化を図り、より充実した天草地域早期米の生産を目指します。

あまくさ

　　　　　　　札元部会長のあいさつ

　　　　　　　　花卉部会

　ＪＡあまくさ花卉部会は７月２６日、第２０回通常総会を開催し、２３年度事業報告や２４年度事業計画など２議案を承認しました。

　２３年度は冬春期の記録的な寒波と曇天により生育の遅れや冷害が多く見られ、販売高３億８５７０万６０００円（前年度比９４％）の実績でしたが、トルコギキョウについては１１６万４０００本（前年度比１５１％）を出荷し、販売高１億３６７７万２０００円（前年度比１２７％）と前年度実績を大きく上回りました。ＪＡでは２３年度から圃場での芽摘みを指導しており、生産者が積極的に取り組んだことが効果的となりました。

　札元部会長は「これからカスミソウやトルコギキョウの作付けが始まるが、販売目標達成に向けて生産・販売に力を入れていきたい」と話しました。

あまくさ

総会後は天草税務署による研修会に参加しました

青色申告会　

　ＪＡあまくさ青色申告会は７月２０日、第１７回通常総会を開催し、２３年度事業報告や２４年度事業計画など３議案を承認しました。

　光崎修一会長は「農業情勢は厳しいが、このような時こそ農業所得の向上を目指し、会員１人１人が手を取り合って頑張って行こうと」とあいさつ。ＪＡは農家経営安定支援事業への取組・推進を行い、農業所得の更なる向上を目指します。

　現在の会員数は１８８人、うち代行記帳者は２３人です。２３年度は８０人がe-Taxを利用して税務申告を行いました。２４年度は会員の要望から、決算期の税務研修会の他にも定期的に勉強会を行うことを計画しています。

あまくさ

テープカットを行うJA関係者ら

　　　　早期米初出荷

　JAあまくさは７月３１日、上天草市松島町で２４年産早期米の初検査を行いました。コシヒカリ１１９袋、新品種「わさもん」１７１袋を検査し、コシヒカリはすべて１等米の格付けでした。わさもんの一部にカメムシの被害があり２等米がみられましたが、１等比率５９．３％（計画対比９９％）と上々のスタートとなりました。

　また同日は、天草地域早期米の出発式がありました。初検査の結果を報告後、テープカットを行い、早期米を載せたトラックの出発を見送りました。出席者には新米で作ったおにぎりが振る舞われ、コシヒカリと新品種「わさもん」の味を食べ比べ。新米の味を一足早く楽しみました。

あまくさ

　「くまもん」も参加し、祭りを盛り上げました。

　　　　天草うんまかもん祭り

　神奈川県横浜市にある「イトーヨーカドー立場店」で、７月１１日〜１６日にかけて『天草うんまかもん祭り』が開かれました。

　イトーヨーカドー立場店では平成２３年１１月より、天草市インショップ協議会の「あまくさ宝島市場」をオープンしています。

　これは天草の豊かな自然の恵みを受けた豊富な農林水産物や加工品の都市圏での知名度を高め、天草ブランドの確立を図りながら販路拡大につなげていこうというものです。祭りの期間中は天草の特産物や加工品の販売の他、郷土料理が振る舞われ、天草とれたて市場や生産者の方も参加して天草をPRしてきました。

　天草とれたて市場の川田店長は「大手スーパーで販売をすることで大都市圏のニーズ・動きを感じる事ができ、非常に良い経験が出来ました。今後もとてたて市場として、天草の旬な農産物を届け、天草の情報発信に努めていきたいと思います」と話しました。

　横浜にお知り合いの方がいらっしゃいましたら是非お声かけをしていただき、天草の旬が詰まったお店をみんなで盛り上げていきましょう！