ビタミンAはカボチャ並み、ビタミンCはレモンの約2倍
甘長とうがらしは、ピーマンと万願寺とうがらしからできた京野菜の1つです。とうがらしのような辛みは少なく、ピーマンより苦みが少ないため子どもにも食べやすく、生食・加熱どちらでも調理可能です。
甘長とうがらしはハウス(屋根掛け)と露地で栽培し、6月から霜が降りる前の11月上旬ごろまで収穫できます。JAあまくさでは22年度より導入し、オクラ・シシトウと並ぶ新たな夏の基幹作物として期待しています。
栄養も豊富でビタミンAはカボチャ並み、ビタミンCはレモンの約2倍もあり、女性の味方となってくれます。他にも、コレステロールを排出する食物繊維や葉緑素も豊富に含まれています。
炒めても美味しく、焼いても美味しく、揚げても美味しくいただけます。素焼きにしてポン酢と薬味で食べるとお酒のおつまみにも最高です。実の中にある種には、わずかに辛みがあるのでご注意を。
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