−この地に生きる−

あまくさ人


安全でおいしい農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

深海町

  いわもと  とおる

 岩元 徹さん(65)

  

☆極早生20e、南柑20e、金峰40e、デコポン(露地) 15e、あまくさ晩柑30eを栽培

☆就農50年

 「あまくさ晩柑は、植えて15年たった木の方がおいしいです。男と一緒で味が出てくるんですよ(笑)」と笑顔で話す岩元さん。収穫本番を迎え、気合いが入る岩元さんにインタビューしました。

 

―就農したきっかけは何ですか?

 学校を卒業後、父の跡を継ぎ就農しました。その頃はみかんは20eほどで、田んぼやいも畑などがありましたが、その後みかんがブームになり、畑をみかん園にかえたり、山を開墾するなどみかん園の面積を拡大しました。現在は、妻と二人三脚で作業に励んでいます。

―趣味や時間があればしてみたいことはありますか?

 妻と2人でドライブに行く事です。時間が出来た時には、天草を周ります。天草は景色が良く、ドライブするにはいい所です。

就農されて50年ですが、これまで最も苦労された事は何ですか?

 みかん園の開墾ですね。山の雑木を切って畑にしてから苗木を植えるのですが、とても大変でした。その苦労があってこそ、今の面積まで広める事ができました。

―農業をやっていてよかったと思うことはなんですか?

 会社勤めだと時間が決まっていますが、農業は自分の思い通りに仕事が出来ることです。自分で計画を立て、自分のペースで出来ます。

 そして順調に生育し、いい果実が出来たときはとても嬉しいです。

―出荷本番を迎える『あまくさ晩柑』ですが、今年の出来はいかがでしょうか?

 キズも少なく、よい出来なのではないでしょうか。

―みかんを栽培するうえで、心がけている事はなんですか?

 食べておいしいみかんを作ることです。肥料のやり方や剪定など技術的な向上を図りたいと思います。

―今後の目標をお聞かせ下さい。

 夫婦2人で営んでいますので面積はこれ以上増やせませんが、健康に気を付けながら体の続く限り頑張りたいと思います。

―最後に、消費者の方々へひとことお願いします。

 『あまくさ晩柑』は、爽やかで果汁たっぷりなジューシーさが特徴です。柑橘の中では時期が一番遅く、最後まで楽しめます。ぜひ一度ご賞味ください!

    




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