―就農したきっかけは何ですか?
学校を卒業後、父の跡を継ぎ就農しました。その頃はみかんは20eほどで、田んぼやいも畑などがありましたが、その後みかんがブームになり、畑をみかん園にかえたり、山を開墾するなどみかん園の面積を拡大しました。現在は、妻と二人三脚で作業に励んでいます。
―趣味や時間があればしてみたいことはありますか?
妻と2人でドライブに行く事です。時間が出来た時には、天草を周ります。天草は景色が良く、ドライブするにはいい所です。
―就農されて50年ですが、これまで最も苦労された事は何ですか?
みかん園の開墾ですね。山の雑木を切って畑にしてから苗木を植えるのですが、とても大変でした。その苦労があってこそ、今の面積まで広める事ができました。
―農業をやっていてよかったと思うことはなんですか?
会社勤めだと時間が決まっていますが、農業は自分の思い通りに仕事が出来ることです。自分で計画を立て、自分のペースで出来ます。
そして順調に生育し、いい果実が出来たときはとても嬉しいです。
―出荷本番を迎える『あまくさ晩柑』ですが、今年の出来はいかがでしょうか?
キズも少なく、よい出来なのではないでしょうか。
―みかんを栽培するうえで、心がけている事はなんですか?
食べておいしいみかんを作ることです。肥料のやり方や剪定など技術的な向上を図りたいと思います。
―今後の目標をお聞かせ下さい。
夫婦2人で営んでいますので面積はこれ以上増やせませんが、健康に気を付けながら体の続く限り頑張りたいと思います。
―最後に、消費者の方々へひとことお願いします。
『あまくさ晩柑』は、爽やかで果汁たっぷりなジューシーさが特徴です。柑橘の中では時期が一番遅く、最後まで楽しめます。ぜひ一度ご賞味ください! |