−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

天草町

 

  くわた  まさひろ

 桑田 正浩さん

       さ  な  え

      佐七江さん

☆タマネギ(施設)13eを栽培。

その他ジャガイモや甘長とうがらし、ピーマン、水稲なども栽培。

寒さが残る3月中旬、芽が出始めたジャガイモ畑で芽出し作業に励む桑田さん夫妻。初めて会う私に明るく楽しく色んな話をして下さった桑田さん夫妻にインタビューしました。(取材日:平成23年3月14日)

 

―就農されたきっかけは何ですか。またスナップエンドウの栽培を始められたきっかけは何ですか。

【正浩さん】農協の職員として働いており、平成10年に退職して親の後を継ぎ就農しました。就農してから面積を拡大し、現在に至っています。就農して12年です。

【佐七江さん】私は嫁いできてから就農し、42年になります。また女性部にも加入しており、天草支部の支部長を10年勤めました。

―地元の農業や農協事業に長年貢献されている桑田さんご夫妻ですが、タマネギの栽培を始められたきっかけは何ですか?

【正浩さん】3年前に息子が試作に持ってきたのがきっかけです。

―タマネギの栽培暦を教えて下さい。

【佐七江さん】9月上旬に種まきをして苗を作り、11月定植。3月20日頃から収穫を始める予定です。

【正浩さん】今年は苗作りから少し遅れ、定植してからも寒さで遅れています。うちでは3月末から4月上旬が収穫の最盛期になると思っています。

―タマネギは収穫目前ということですが、最初お訪ねした圃場で何か作業をされていましたが・・・。

【正浩さん】あそこの圃場ではジャガイモを作っています。毎年大江(天草町)で開催しているジャガジャガ祭のジャガイモ掘り取り体験の圃場で、そのジャガイモの芽出しをしていました。今年は開催できるかわかりませんが、おいしいジャガイモ作りに励んでいます。

―それは楽しみです!掘り立てのジャガイモはおいしいですよね。さて話は戻りますが、タマネギの今作の出来はいかがですか?

【正浩さん】うちでは病気が入らず、今のところ全くの無農薬です。雨が降り気温が上がれば玉太りも良くなります。今後の天候次第ですね。

―タマネギ栽培で難しいところはどんなところですか?

【正浩さん】今年は苗作りに苦戦しましたが、タマネギは他の作物と比べれば作りやすい作物です。ジャガイモは掘ったらすぐ出荷しなければ青くなってしまいますが、タマネギは収穫して2日天日に干し3日目に出荷するので余裕があります。

【佐七江さん】タマネギは畦の上から見て大きさがわかるけど、ジャガイモは掘ってみないとわからないですしね。

―農業の大変なところはどんなところですか?

【正浩さん】体力的にきついことですね。

―特に大変だった出来事などありますか?

【佐七江さん】夫が農協に勤めていましたので、いろんな作物を作りました。良いものは組合員さんにも勧められましたが、成功ばかりとは限らず大変なこともありました。1回は良い調子で成長していたピーマンが台風でほとんどダメになったりしたこともありましたね。

―では反対に農業の良いところ、または嬉しかったことは何ですか?

 【正浩さん】勤めと違って、時間にとらわれないことですかね。

 【佐七江さん】今日みたいに急に雨が降ってきたら仕事を切り上げて帰られるからですね。

あと、やはり収穫の喜びがありますよね。

―将来の夢・今後の目標は何ですか?

 【正浩さん】体の続く限りは、百姓しなければと思います。

 【佐七江さん】健康のためにも、体を動かせる農業を頑張ります!

   




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