−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

 

牛深町

 

 さつき いさえ

 砂月 イサエ さん  

 

         

     

 

☆インゲン10e栽培(露地)

 

 

 牛深町でインゲン栽培の中心である砂月地区。インゲン作りを通して地域住民との会話が増え地域活性化につながった、と砂月イサエさんは話します。

 「習うより慣れろ」という思いでインゲンを作り続けてきた砂月さんにインタビューしました。

(取材日:平成24年11月8日)

 

 

―就農されたきっかけ、またインゲンを導入されたきっかけは何ですか

 農業には幼いころから携わっていましたが、子育て中は建築業で働いていました。子育てがひと段落して畑で何か作りたいと思っていたところ、JAからインゲンの栽培を勧められました。少ない面積にインゲンは最適で、もう25年ほどインゲンを作っています。

 

―栽培の流れを教えて下さい

 1年に2作(春・秋)作ります。今収穫しているものは9月に定植したものです。普段の手入れは私1人で行いますが、マルチを張る時などは近所の人が手伝いに来てくれます。

 

―10月下旬よりインゲンを出荷されているということですが、現在の1日の作業の流れを教えて下さい

 朝7時には収穫を始め、昼12時まで続きます。午後は箱詰め作業を行います。収穫したインゲンを選別しサイズごとに分け、箱に入れる時に再度品質を確認してから詰めています。

 

―インゲンの栽培で工夫されていること、気を付けていることは何ですか

 収穫を欠かしたことはなく、雨の日でも収穫しやすいようにワラを敷いて、足元が良くなるように工夫しています。ワラは肥料にもなりますしね。特に気を付けていることは、水の管理です。全部の苗に均等に水を与えるように注意しています。

 

―農業の難しいところ、大変なところは何ですか

 農業はいつまでたっても1年生です。その年その年によって出来あがりが違うので、「完璧」ということがないですね。

 

―農業での喜びは何ですか

 がんばって手入れして、品質の良いインゲンができると嬉しいです。

―今後の目標を教えて下さい

 80歳までは管理機を使って農作業をがんばりたいです。1年1年、目標を延ばしていけたらと思います。

 

 

              

              




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