―就農されたきっかけ、またインゲンを導入されたきっかけは何ですか
農業には幼いころから携わっていましたが、子育て中は建築業で働いていました。子育てがひと段落して畑で何か作りたいと思っていたところ、JAからインゲンの栽培を勧められました。少ない面積にインゲンは最適で、もう25年ほどインゲンを作っています。
―栽培の流れを教えて下さい
1年に2作(春・秋)作ります。今収穫しているものは9月に定植したものです。普段の手入れは私1人で行いますが、マルチを張る時などは近所の人が手伝いに来てくれます。
―10月下旬よりインゲンを出荷されているということですが、現在の1日の作業の流れを教えて下さい
朝7時には収穫を始め、昼12時まで続きます。午後は箱詰め作業を行います。収穫したインゲンを選別しサイズごとに分け、箱に入れる時に再度品質を確認してから詰めています。
―インゲンの栽培で工夫されていること、気を付けていることは何ですか
収穫を欠かしたことはなく、雨の日でも収穫しやすいようにワラを敷いて、足元が良くなるように工夫しています。ワラは肥料にもなりますしね。特に気を付けていることは、水の管理です。全部の苗に均等に水を与えるように注意しています。
―農業の難しいところ、大変なところは何ですか
農業はいつまでたっても1年生です。その年その年によって出来あがりが違うので、「完璧」ということがないですね。
―農業での喜びは何ですか
がんばって手入れして、品質の良いインゲンができると嬉しいです。
―今後の目標を教えて下さい
80歳までは管理機を使って農作業をがんばりたいです。1年1年、目標を延ばしていけたらと思います。
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